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【必見!】痛みを感じやすい人の特徴とは?Part ①

【必見!】痛みを感じやすい人の特徴とは?Part ①

日常生活で、肩こりや腰痛など身体に何らかの痛みが出ることってありますよね?
でも、「私、肩こりしたことないんです〜」とか「腰痛って何ですか〜?」って方もいらっしゃいます。
なぜ同じ人間なのにそんなに違いが出るのか説明していきます!

少し難しい話しになるので何回かに分けてお話しさせていただきます。

痛みを感じにくい人?感じやすい人?

痛みの感受性について

まずは痛みのメカニズムから話していきます。
痛みとは、病気やけがなどで損傷した組織を修復する間、身体を動かさないように警告する役割を担っています。体内には神経が張り巡らされており、末梢(まっしょう)神経にあるセンサー(侵害受容器(しんがいじゅようき))が刺激を感知すると、電気信号が脊髄(せきずい)を通って脳に伝わり「痛い」と感じます。これを「侵害受容性疼痛(とうつう)」といいます。

よって様々な人が痛みは感じています!
感じてはいるが疼痛として症状が出ていない人もいるということです。

疼痛閾値(とうつういきち)について

疼痛閾値とは、個人が痛みを感じる感受性を示す指標です。
人が痛みを感じるために必要な刺激の強度や量を示します。
低い閾値の場合、わずかな刺激でも痛みを感じやすくなります。
高い閾値の場合、強い刺激でないと感じません。

この様に、人々が痛みを感じる程度がそれぞれ違うのには「閾値」という値が関係してきます。

閾値を左右する要因

人間の閾値にはいくつかの要因が左右されます。

1. 身体的要因
2. 社会的要因
3. 精神的要因

これらの要因が痛みの値に対して大きく関係してきます。

まとめ

人間には痛みを感じる受容体が存在し、
その痛みを感じる器官はみんな同じである。
だが、痛みを感じる値があってその値はそれぞれ違うと書いてきました。
また、その痛みを感じる値には様々な要因が関係してきます。

次回は、その要因を元に疼痛について書いていきたいと思います。