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こんにちは黄川田です!
先週から梅雨入りが発表され、毎日雨が降ったり曇ったりと不安定な天気が続いていますね。 こういった雨の日が続くと足元が滑りやすくなり転倒されてしまう方なども増えてきます。
本日はこのような転倒時に引き起こしやすい骨折と高齢者の関連性についてお話ししていきたいと思います。
高齢者が引き起こしやすい骨折 4選
骨折の特徴
骨折は引き起こしやすい年齢があり、小児期と高齢者に多いと言われています。
小児期は骨がまだ柔らかく完全に骨が出来上がっていないため、転倒や打撲などの衝撃で骨折を引き起こしやすいです。
しかし、小児期は骨を包む骨膜が厚く強靭なため骨が完全に折れることは少なく不全骨折、いわゆる骨にひびが入ることが多いです。
また、小児期の骨は回復力に優れているため骨折やひびが入っても比較的に骨がくっつくのも早く変形も残しにくいです。
高齢者の方は年齢と共に骨密度が低下をしてしまうことで骨が弱くなり骨折を引き起こしやすくなります。
小児期は骨がまだ柔らかく完全に骨が出来上がっていないため、転倒や打撲などの衝撃で骨折を引き起こしやすいです。
しかし、小児期は骨を包む骨膜が厚く強靭なため骨が完全に折れることは少なく不全骨折、いわゆる骨にひびが入ることが多いです。
また、小児期の骨は回復力に優れているため骨折やひびが入っても比較的に骨がくっつくのも早く変形も残しにくいです。
高齢者の方は年齢と共に骨密度が低下をしてしまうことで骨が弱くなり骨折を引き起こしやすくなります。
骨密度とはなにか?
では、よく耳にすることが多い骨密度とは何のことなのでしょうか。
これは骨内部を構成する海綿骨と言われるスポンジ状の穴が空いた部分の密度のことを指します。
この海綿骨の密度が低下し、スポンジ状の穴が大きくなると骨の強度が下がってしまい骨折を引き起こしやすくなります。
また、高齢者の骨折は海綿骨の密度が低下していることで、骨折した部分の骨のくっつきが悪く、完全に治るまでにも時間がかかり変形も残しやすいです。
これは骨内部を構成する海綿骨と言われるスポンジ状の穴が空いた部分の密度のことを指します。
この海綿骨の密度が低下し、スポンジ状の穴が大きくなると骨の強度が下がってしまい骨折を引き起こしやすくなります。
また、高齢者の骨折は海綿骨の密度が低下していることで、骨折した部分の骨のくっつきが悪く、完全に治るまでにも時間がかかり変形も残しやすいです。
高齢者の4大骨折
次に高齢者の方の4大骨折についてお話ししていきます。
これは、高齢者の方が転倒時に特に発生しやすい4つの骨折のことです。
これは、高齢者の方が転倒時に特に発生しやすい4つの骨折のことです。
(1)上腕骨頚部骨折
まず1つ目は上腕骨頚部の骨折です。
写真の黒丸部分の骨折ことを言います。
転倒時に肩をぶつけたり、手をついた際の介達外力によって発生します。
上腕骨頚部を骨折すると前胸部まで内出血が広がります。
自然の治癒はあまり望めず手術を行うことが多いです。
写真の黒丸部分の骨折ことを言います。
転倒時に肩をぶつけたり、手をついた際の介達外力によって発生します。
上腕骨頚部を骨折すると前胸部まで内出血が広がります。
自然の治癒はあまり望めず手術を行うことが多いです。
(2)橈骨遠位端部骨折
2つ目は橈骨遠位端部の骨折です。
転倒時に手をついた際に発生することが多いです。
位置は手首の少し上あたりの骨折になります。
比較的、予後は良好であり手術を行うことも少ないです。
しかし、母指の長指伸筋腱の断裂や手首に存在する舟状骨の骨折を合併することがあります。
転倒時に手をついた際に発生することが多いです。
位置は手首の少し上あたりの骨折になります。
比較的、予後は良好であり手術を行うことも少ないです。
しかし、母指の長指伸筋腱の断裂や手首に存在する舟状骨の骨折を合併することがあります。
(3)胸腰椎圧迫骨折
3つ目は胸腰椎移行部の圧迫骨折です。
転倒時に尻もちをついた際、椎骨が圧迫されることで骨が潰されるようにして骨折を引き起こします。
背骨は元々、首、胸、腰でそれぞれ弯曲しています。
この弯曲が特に強い胸腰椎移行部での骨折発生が最も多いです。
転倒時に尻もちをついた際、椎骨が圧迫されることで骨が潰されるようにして骨折を引き起こします。
背骨は元々、首、胸、腰でそれぞれ弯曲しています。
この弯曲が特に強い胸腰椎移行部での骨折発生が最も多いです。
(4)大腿骨頚部骨折
最後の4つ目は大腿骨頚部の骨折です。
転倒時に骨盤を強く地面にぶつけてしまった際に発生することが多いです。
大腿骨頸部は大腿骨骨幹部と骨頭部を繋ぐ部位であり体重を支えるのにとても重要な役割を果たします。
しかし、あまり太い骨ではないため年齢と共に骨密度が低下すると骨折を引き起こしやすくなります。
この頸部が折れてしまうと体重を支えることができなくなってしまうためほとんどの場合、手術を行います。
転倒時に骨盤を強く地面にぶつけてしまった際に発生することが多いです。
大腿骨頸部は大腿骨骨幹部と骨頭部を繋ぐ部位であり体重を支えるのにとても重要な役割を果たします。
しかし、あまり太い骨ではないため年齢と共に骨密度が低下すると骨折を引き起こしやすくなります。
この頸部が折れてしまうと体重を支えることができなくなってしまうためほとんどの場合、手術を行います。
最後に、高齢者の4大骨折を防ぐためには
4大骨折は骨密度と深い関連性があるため、骨粗鬆症のように骨密度が極度に低下してしまうと発生率が高くなってしまいます。
これらの4大骨折を防ぐには日頃からの健康的な食生活と適度な運動を行い
強い骨を作ること、骨密度の低下を防ぐこと、そして転倒しないためのしっかりとした足腰の筋力をつけることがとても大切です今回は高齢者の4大骨折についてご紹介してきました。
いくつになっても健康的な体を維持するには健康的な食事と運動をバランスよく行う必要があります。
そして、これらは高齢者だけでなく全ての人たちに当てはまります。
若いうちから健康的な食事や適度な運動を行い骨密度を高め、高齢者になっても骨密度を数値の高い状態で保つことがとても重要です。
これらの4大骨折を防ぐには日頃からの健康的な食生活と適度な運動を行い
強い骨を作ること、骨密度の低下を防ぐこと、そして転倒しないためのしっかりとした足腰の筋力をつけることがとても大切です今回は高齢者の4大骨折についてご紹介してきました。
いくつになっても健康的な体を維持するには健康的な食事と運動をバランスよく行う必要があります。
そして、これらは高齢者だけでなく全ての人たちに当てはまります。
若いうちから健康的な食事や適度な運動を行い骨密度を高め、高齢者になっても骨密度を数値の高い状態で保つことがとても重要です。