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鍼で脳が目覚める?

ゆるやかに整える、内なるチカラ

鍼灸は「コリをほぐす」「血流を良くする」だけではありません。
最近では、鍼刺激が脳の活動をゆるやかに高め、自律神経やホルモンバランスに働きかけることも注目されています。

たとえば、顔や手足にあるツボに鍼をするだけで、脳内ではリラックスを促すセロトニンの分泌が高まり、ストレスや不安が和らぐ…そんな変化が自然と起こるのです。これは、身体と脳が“つながっている”ことの、なによりの証拠。

さらに、鍼には「遠隔効果」があります。肩がつらい時、実は足元のツボで緩むことがあるのも、そうしたつながりのなせる技。
痛みのある場所に直接アプローチしなくても、離れた部位から全身のバランスを整えることができるのです。

だからこそ、鍼は“部分”ではなく“全体”を見て施すもの。特に慢性的な不調や、原因がはっきりしない疲れ、美容のトラブルなどには、この全身アプローチが力を発揮します。

そしてもうひとつ。
鍼による「脳の活性化」は、思考のクリアさや集中力アップにもつながると言われています。ぼんやり重だるい頭がすっきりし、気持ちまで軽くなる。そんな変化を実感される方も少なくありません。

美容も健康も、心地よく続けられるものを選びたい。
鍼灸は、そんな想いにそっと寄り添い、自然なかたちで“あなたらしさ”を引き出してくれる方法のひとつです。