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東洋医学で知るあなたの体質~「脾タイプ」編~

東洋医学における「脾(ひ)」は、現代医学の脾臓というよりも、消化吸収や栄養の運搬、思考力に関わる臓器です。脾は「気(エネルギー)」や「血(けつ)」を作る源とされ、体の土台を支えています。

脾タイプの方は几帳面で責任感が強く、人のために頑張りすぎてしまう傾向があります。消化器系が弱く、疲れやすい、食後に眠くなる…といった特徴が見られやすいです。

【脾タイプの主な特徴】
・食後に胃がもたれる、眠くなる
・甘いものがやめられない
・考えごとが多く、頭が疲れやすい
・むくみやすく、だるさが出やすい

脾タイプには、冷たいものや生ものを控え、温かい食事をとることが大切です。特に、朝食を抜かず、よく噛んで食べることが脾のケアにつながります。心身を休める「無の時間」も意識してつくりましょう。

鍼灸では、脾胃の働きを助けるツボを用い、消化の負担を減らし、体に必要なエネルギーを生み出せるよう整えていきます。