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東洋医学で知るあなたの体質~「肺タイプ」編~

東洋医学でいう「肺(はい)」は、呼吸だけでなく、皮膚や免疫、感情の「悲しみ」にも深く関わる臓です。「気」を全身に巡らせ、外からの邪気(ウイルスや冷え)から体を守る働きがあります。

肺タイプの方はまじめで繊細、感受性が豊か。責任感が強い反面、落ち込みやすく、季節の変わり目に体調を崩しやすい傾向があります。

【肺タイプの主な特徴】
・風邪をひきやすく、治りにくい
・皮膚が乾燥しやすい
・咳や鼻炎など、呼吸器の不調が出やすい
・悲しみや寂しさを感じやすい

肺タイプには、乾燥を防ぎ、潤いを補う食事が効果的。白ごま、梨、はちみつ、大根などは肺を潤す食材です。また、深い呼吸やゆったりした散歩で「気」を巡らせるのもおすすめ。

鍼灸では、肺に関係するツボを使って気の流れを整え、呼吸器や皮膚の不調、免疫の低下にアプローチします。季節の変わり目のケアにも最適です。