日頃よりマッサージ&トレーニングFUNOVA奥沢店をご利用頂きましてありがとうございます。
前回は、ツボとマッサージの関係性〜肩首編〜についてご紹介しました。
今回は、日本人にとても多い腰痛に着目して腰のツボについてご紹介していきたいと思います。
東洋医学的に腰痛とは?
東洋医学では、腰痛の原因と考えられるものが4つあります。
・寒さや湿度で起こる「寒湿」タイプ
症状の特徴としては、腰が重く冷たく痛む、また手・お腹の冷え、むくみやすいなど
・体内の水分・熱がこもってしまう「湿熱」タイプ
腰が重く熱感を伴って痛むタイプ。また身体を温めたり、雨天時に痛みが増す。
・血液循環が悪くなることで起こる「お血」タイプ
腰に針を刺されたような鋭い痛み、同じところがずっと痛む、また夜寝ている時に痛みが増す。
・腎臓の働きが弱る「腎虚」タイプ
東洋医学で「腰」は「腎の府(ふ=集まるところ)」と言われ、
「腰」と「腎臓機能」とは密接な関係があると考えられています。
そのため、腎臓の働きが弱ると腰痛を引き起こすとされています。
経過の長い鈍痛、動くと痛みが増し、休むと楽になるという人がこのタイプです。
腰の経穴(腎兪、委中)
○腎兪(じんゆ)
おへその裏側でちょうどウエストのくびれライン、背骨から指2本外側です。
○委中(いちゅう)
膝の裏のど真ん中です。
マッサージ以外で食べ物でも補える?
腰痛は東洋医学的に、腎臓の不調によるものだと考えられます。
その為、腎を補うには黒い食べ物がおすすめです。
例えば
ごま、海苔、キクラゲなどがあります。
ツボは、人によっては反応点でもあります。
マッサージ中に紹介したポイントがお腹や内臓に響く感覚があれば、効いてる証拠でもあるので押せる部分はご自身でも押してみてください!