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【東洋医学で知るあなたの体質〜「肝タイプ」編〜】

東洋医学では、人の体質や不調を「五臓(ごぞう)」と呼ばれる肝(かん)、心(しん)、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)とういう5つの臓器の働きで分類します。今回はその中でも「肝(かん)タイプ」についてご紹介します。

肝は、現代医学でいう肝臓とは少し異なり、「気(エネルギー)」の流れを整え、感情や血の巡りにも深く関係しています。肝タイプの方はエネルギッシュで行動力があり、決断が早い傾向がありますが、ストレスを受けやすく、イライラしたり怒りっぽくなったりすることも。

【肝タイプの主な特徴】
・目の疲れや肩こりが出やすい
・ストレスに敏感で怒りやすい
・生理前に不調が出やすい(女性)
・朝起きてもすっきりしないことが多い  

                                  

そんな肝タイプには、リラックスできる時間を意識的につくることが大切です。香りのよいお茶や、深呼吸、ゆったりしたストレッチなどで「気の巡り」を整えるのがおすすめ。

鍼灸では、肝の経絡を整えるツボにアプローチし、気血の流れをスムーズにすることで、ストレスや身体のこわばりを改善していきます。